シティビルダー
やっと写真撮ったので忘れる前にさっさと書きます。
商業作品、アークライトさんの「シティビルダー」です。
あのシムシティをボードゲームにしたという作品、やはり「目指せ100万都市!」なゲーム。
何回かプレイしましたが、完成度が高くて嬉しいです。
プレイ時間は大体1時間から、長い時は2時間くらいでした。
シムシティのあらゆる要素がボードゲームとして表現されてるのは、感動しますね。
ABCそれぞれのタイルを手元に配置して都市を作り、収入を増やして評判を良くして人口を増やす!
ランダムで設定される目標を、ゲーム終了時に達成した際に人口が増えて、それまでの合計人口と合わせて勝者を決めます。
他人の邪魔をするような要素は一つしかないのですが、それがあまりにも致命的になってしまうことも多い作品です。
とはいえ、他者を貶めるような作品ではないので、かなり自分の好きに色々できます。
初プレイから数回目までは結構難しいと思います。
なぜなら、Aタイルから始まるCタイルに終わり、ABで準備をしておかないと効果があまりないCタイルも存在しているからです。
小説で言う伏線のように、上手くタイルを設置しないと、あとあと辛くなるという印象が強いです。
そのため、何回もプレイしてある程度のタイルの流れを把握しておくのが勝ちに繋がるかなと。
もちろん運要素も絡んでいる(購入できるタイルは限定されているため)ので慣れてることが勝利にはならないんですけど。
個人的には、結構な当たりボードゲームだと思います。
要素の一つである投資システムは理解に苦しむ点がありますが、概ね分かりやすいゲームなのも良いかと。
でもこういう「分かりやすい・分かりにくい」ってボドゲ慣れしてるかどうかっていうのもあるんだよな…。
まぁ基本的に説明されればどうすりゃいいのか分かる作品になってることは確か。
あれ?大抵そうか。
説明書によれば「カジノと広告代理店を併設するとチート、やめるのが吉」みたいな書かれ方をしています。
そんなの知るか!とプレイしてたら、ある人が代理店の投資を置いた瞬間にすごいことになりました。
おかしい、人口の増え方がおかしい、レッドライン越えるごとに人口増加率が上がる。
(レッドラインとは、都市が一定以上大きくなると今までの収入などでは経営できない!ということを表す要素。
一定の人口の境目にあって、これを越えた場合は収入ゲージと評判ゲージが1減る。)
カッコ内のこのマイナス効果がプラスに転化するだけでこうまで変わるとは思いませんでした。
流石公式チート施設は違った。
とまぁ気になる所だけ書きましたけど、基本的に面白い作品でした。
ちなみに自分の最大人口は120ちょいでした。
慣れてない、というか基本である「序盤は加速準備、後半で一気に人口爆発」を守らないと最終的に30人とかになります。
基本に忠実+アレンジを加えながら自分がどういう都市を作るかを考えながらプレイすることで人口が増えます。
やることは単純ですが、プレイヤーが4人とかだとどうしても上手く回らない時も出る、というのも面白いですね。
邪魔する要素は少ないと書きましたが、その気になれば相手がほしいものを潰すこともできるわけです。
そんなことしてたら自分の都市が崩れますけども。
まだプレイ回数自体少ないので、どんどん慣れたいところです。
それでは今日はここらでサヨウナラー