ガクトゥーン
初めて、スチームパンクシリーズをプレイしましたよ。
今作で6作目となる、「黄雷のガクトゥーン」を、なんというか、気付いたら完徹して完走しました。
久々ですね、徹夜してまで読み進めたのは。
アレですか、ファウスト以来ですか。アレも非常に面白かったですねえ。
スチパンシリーズは、これまでもかなり出てるみたいですけど、どうするべきなんでしょうねえ。
とりあえず、今作をプレイしましたけど、前作とかにも一寸興味がでてしまっているんですよね。
探そうと思えば、何処かに売ってるんでしょうけど、まあそれは後々ということですね。
なんていうか、ライアーソフト、レイルソフトさんは、良いライターさんが居ますよねえ。
個人的には、レイルソフトの希さんが一番好きなんですが、今作のライターさんの文章も良いですねえ。
雰囲気からして、非常に独特ですもの。
ある種、プレイする人間を選びそうな作品なんですけど、他にはないような感じで、凄く惹き込まれます。
大抵、エロゲは主人公が一人の男で、それの主観で進められるんですが、これは第三者視点と、ヒロイン兼主人公の「ネオン」の主観で進められてることが凄く珍しい気がします。
そも、乙女ゲーでもないのに、女性主人公というのも、珍しいものがあるんですが、それ以上に、男主人公のほうの描写とか、心理的な文章が少ないというのは、もっと珍しいことなわけで。
女性主人公ということで、それらの類はあまりプレイしないんですけど、なんかこう、違うんですよねえ。言
葉にし辛いというか語彙が少ないというか、それらもライターさんが描く雰囲気のせいなんでしょうかね。
最初は、三日四日掛けてゆっくりプレイしようかな、と思ったのですが、なんと言うか、気付いたら朝になっていましたね。
何分まで、何分まで、という風に進めていたら、徹夜になってしまっていたでござる、というような感じで。
まあ別に良いんですけどね。
なんとも、続きが非常に気になってしまうんですよ、これ。
章で区切られているので、一応良い処で区切りを付けて終わらせることもできるのですけど、一章プレイするごとに、次の章を読みたいという思いに駆られてしまい、次に行ってしまうと…。
それを繰り返しているうちに、プレイし終わってました。
内容に関しては、書き始めたら止まらない気がします。
それほどに中身が濃いですね。テキスト量は、かなりのものだと思いますよ、恐らく。
kb数とかでは表せられませんが、かなり時間掛かりましたからね。
やっている途中、こういうバトル物に付きものな不安感だとかそういうものが、このゲームあまりないんですよねえ、何故か。
なんででしょうね、やはり主人公が主人公だからでしょうか、もしかしたらそれが原因なのかもしれません。
非常に安心して読める文章です。
後半の熱い展開は、この手の物には付きものですよねえ、勿論。
これまでの色々な伏線やら何やらがキッチリ消化されていくのは、凄いと思いますね。
「お前誰だよ!マクドナルドかよ!」っていう感想が最後に出てしまうのは、しょうがないことです。
最近は、lightさんがバトル物出してましたね、アレも面白かったですが、自分は、
こちらのほうが好きですねえ。
まあ何はともあれ、プレイし終わりました、気付いたら。
こうなると、過去作とかが気になるのですが、何れ、ということで。
次回作がでるまでには、やってるかもしれませんね。
音楽が、非常に素晴らしいです。
自分は、基本的に、BGMを気にします、主人公のキャラと同等程度に、BGMを気にする人間です。
自分がエロゲの中で最も良いBGMだな、と思っているのは「お前のパンツは何色だ!?」です。
殆どヌキゲみたいな感じですけど、アレのBGMはとんでもなく良いです。
エロゲとは思えないくらいに素晴らしいBGMです。
とりあえず、それは置いておきまして、ガクトゥーンのBGMですよ。
こちらも、文章の雰囲気にあった音楽なんですよねえ。
何と言いますか、他のエロゲよりも、「綺麗」なんですよ、音が。
自分、別に音楽に関して造詣深いわけではないのですが、とても印象強く残りますよ、これは。
耳が綺麗になっていく感じがしますね!それは言いすぎですかね。
そんなわけで、文章だけでなく、音楽もとても気に入りました、なんですかこれ、お気に入りゲーですよ。
総合的に見て、凄い作品ですよね。
これは、是非ともプレイしてもらいたい作品かもしれませんよ、ていうかそうですよ。
まあ、好きな作品はとことん良点ばかり出る人間ですから、異常に偏ってる気がしますが、気にしたら負けです。
とりあえず、やって損はないエロゲだと思いますよ。
次は何をしましょうか。
それでは今日はここらでサヨウナラー